ヴォルレポ

徳島ヴォルティスの試合を戦術的に分析するブログ

2022.4.20(水) J2リーグ第11節 徳島ヴォルティスvsいわてグルージャ盛岡 ~次なる一手~

 ホームの徳島ヴォルティスは、リーグ戦5試合続けて勝ち星無し。この間わずか1得点。前節の水戸戦では4試合ぶりのゴールをあげたが、ロスタイムに追いつかれての引き分け。流れを変えたいこの試合では、今シーズン初めてバケンガ・藤尾をスタートから同時起用。藤尾は右ウイングに入り、杉森が左へ。中盤は児玉→白井、ディフェンスラインは藤田→カカと変更があり、新井が右、安部が左サイドバックの構成。中2日という厳しい条件だが浮上のきっかけを掴みたい。

 いわてグルージャ盛岡(以下、岩手)は、昨シーズンのJ3リーグで2位に入りJ2昇格。秋田豊体制で3年目を迎える。この試合では"鹿島色"を感じさせる中村充孝が最前線に入る[3-4-2-1]。10試合で7得点とこちらも得点力不足に苦しんでいるが、外国籍選手4名はサブからのスタートとなる。

 

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2022.3.19(土) J2リーグ第5節 大宮アルディージャvs徳島ヴォルティス ~間に立つ~

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 ここまでリーグ戦未勝利の両チーム。ホームの大宮アルディージャは前節の栃木戦から奥抜→武田と右ウイングを変更。徳島のことを熟知した河田が最前線にかまえ、チームを率いるのは山口時代から徳島と名勝負を繰り広げてきた霜田正浩監督。

 徳島ヴォルティスは守備陣を中心に3名のスタメン変更。センターバックはカカ・石尾のペアで、安部が左サイドバックへ。藤田・内田がメンバーからはじき出される形となった。中盤は櫻井がメンバー外となり白井がアンカー、渡井・児玉のインサイドハーフでスタートする。この試合の前日にコロナ陽性判定を受けた選手が1名出たとのリリースがあり、その影響もあってのメンバー選考だったのだろう。

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2022.3.12(土) J2リーグ第4節 徳島ヴォルティスvsロアッソ熊本 ~バケンガが化けた陰で~

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 ホームの徳島ヴォルティスは、リーグ戦3戦連続のドロースタート。内容は悪くないが勝ち切れない試合が続いている。今週はミッドウィークにルヴァン杯の開催が無かったため、前節から中5日での公式戦。その間に櫻井・藤尾の両選手はU-21代表のトレーイングキャンプに参加。櫻井はスタメンに名を連ねたが、代表でもフル回転だった藤尾は疲労も考慮されてかサブへ。前節、途中出場で退場処分となったカカは出場停止。

 ロアッソ熊本は昨年のJ3リーグ優勝チーム。大木体制3年目で、2018年以来のJ2へ挑む。前節は大宮を相手にアウェイで2-1の勝利。キーパーが佐藤優也増田卓也と実力者同士の変更となったが、フィールドプレーヤーの変更は無し。昨今では珍しい[3-3-3-1]の並びでスタートする。

 

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2022.2.27(日) J2リーグ第2節 ファジアーノ岡山vs徳島ヴォルティス ~叩き良化の二戦目~

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 ファジアーノ岡山は、昨年のJ2で11位。オフには有馬賢二前監督が退任し、木山隆之氏を新監督に招聘。木山監督といえば思い出されるのが、山形時代の「腹いせ肩ドン事件」。この件以来、徳島サポの一部の間ではあまり印象の良くない氏であるが、愛媛・山形・仙台・岡山と監督職に困らないところを見ると、J強化部の間では評価の高い人物なのだろう。上門・白井・安部など主力級の流出も少なくなかったが、バイス・柳・チアゴアウベスと意欲的な補強を敢行。監督交代と相まって「勝負の年」を感じさせるスカッド。4-1と大勝した甲府戦に続いて徳島撃破を目論む。

 ホームの開幕戦は0-0の引き分けだった徳島ヴォルティス。右サイドバックが藤田→エドと変更があったほか、サブに児玉が入るなどルヴァンカップ組がアピールに成功した格好。一方で、開幕戦に途中出場を果たしたサンデー・坪井はメンバー外へ。様々なポジションで競争が生まれ、監督の選択肢が増えていくのは良い傾向ではないだろうか。柳・バイスを擁する岡山相手にカカの起用もあるかと思ったが、センターバックは内田・安部のコンビを継続。

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2022.2.19(土) J2リーグ第1節 徳島ヴォルティスvsツエーゲン金沢 ~安堵と課題~

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メンバー

www.jleague.jp

 ただいまJ2-。とはいえ我々は、J2に戻ってきたわけではなく一時的に帰省しているだけなのだ。一年でJ1へ復帰する価値を、自らの手で証明する必要がある徳島ヴォルティス。例年以上に主力がごっそり退団するオフシーズンを過ごしたが、新戦力のスタメンは4名。特に白井・櫻井あたりの出来は、チーム浮沈のカギを握ることになるのだろう。1トップには藤尾。開幕前に田向の離脱が発表された左サイドバックは新井がスタメン出場。

 ツエーゲン金沢は昨年のJ2リーグで17位。J3へ降格した19位の相模原とは、わずか勝点差3という薄氷のシーズンだった。金沢サポさんのブログを拝読していると、柳下監督の続投に不満の声も多かったようである。迎えるヤンツー6年目。キーパーの後藤、左サイドバックの渡邉、セントラルハーフの大橋と主力級の流出はあったものの、林や松本大弥の加入、毛利の復帰、豊田の帰還によって穴埋めしてきた印象だ。

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